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爆買い！ 源氏の君、明石の姫君の五十日（いか）のお祝いに使者を遣わす 和書の詳細情報
源氏の君、明石の姫君の五十日（いか）のお祝いに使者を遣わす。明石の女御と紫の上、源氏の君が弾く琴を聞くことを望む・大炊。つつましく賢い女性、明石の上 「源氏物語の女君がきものを着た。⚠︎3/31までの出品 美味しい酒粕 食べ比べ3点セット。 閉じる
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「心寧累自息」漢文・白楽天
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
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京都の公卿・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「澪標（みおつくし）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。。
原文は「源氏物語・澪標の巻」として美しく描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。鄙事記。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。【中古】 近代土地所有権の成立過程 (1958年)。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【中古】 織物の知識 (1955年)。現在の今上天皇と系譜がつながっている。【中古】 最新毛織技術と毛織物解説 (1956年)。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。【中古】 あなたも忍者になれる (1966年) (クラウンブック)。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。【中古】 独裁の研究 (1957年)。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。一魁漫画。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【中古】 ケルンに生きる 第4 遭難の手記 (1961年)。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。1943年 写真文化 汪精衛 検索:支那 中華民国 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党 督軍 生写真 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 満鉄 租借地事変。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【中古】 経済構造の連関分析 (1963年)。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。宝暦版 新撰伊勢道中細見記。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【中古】 電気技術時代の音楽 (1963年)。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。●極上和本YM4728●英和書翰（初編） 高実広作 ワクマン校閲 明治5年 往来物・外国語 英学資料。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。ｓ※** 明治期 神職宝鑑 上下編 2冊 揃い 半井真澄 明治32年 神道 祭具 古文書 和本 古書 当時物 /N54。また、各巻ごとの書かれた年については不明。●極上和本YM4715●父子訓（A：書袋付き・美本） 中村弘毅 文化8年 教訓 教育。従って、応永五年とは、書き始めの年である。『端唄稽古本 はうた稽古本 三編』江戸時代和本 歌謡 俗謡歌詞集。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。【中古】 エイゼンシュタイン 下 1933-1948 (1968年)。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【中古】 ことば遊び辞典 (1959年)。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。【中古】 論理学 (1958年)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。【中古】 太平洋戦争の諸作戦 第2巻 (1956年)。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。【中古】 時間と時制 (1956年)。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。長谷川伸旧蔵書 大須賀次郎著『磐城史料』（全2冊揃）明治45年 小山裕五郎刊（磐城国石城郡平町）明治時代和本 福島県いわき市郷土史料。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。（古本）中国の思想 全12巻+別巻 全13冊組 西野広祥ほか 徳間書店 SV0019 1996発行。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。【中古】 ストリンドベルクとファン・ゴッホ (1959年)。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。QW1978】万延元年【家屋図面？八卦図？163年間保管した物】設計図。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。【中古】 売れる言葉買わせる言葉 (1958年)。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。【中古】 日本の伝統織物 (1967年)。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。（高遠）内藤家古分限帳 貞享四年写（内藤大和守以前）。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。【中古】 FMステレオチューナ (1970年)。
出品した「源氏物語」は澪標（みおつくし）の内容の要旨
「澪標の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【中古】 組織の行動科学 ヒューマン・オーガニゼーションの管理と価値 (1968年)。第14帖。昇平鼓腹三府膝栗毛 松村春輔/著 安達吟光/画 明治１４年 ２編 ３編 改装本 ２冊。源氏の君が都へ戻った翌年の2月、朱雀帝が譲位し、冷泉帝が即位した。【中古】 男たちのバラード (1979年)。11歳になった冷泉帝は、年齢より大人びて源氏の生き写しのような美しさであった。ｈ∞* 明治期 博物新編 再刻 1～3集 3冊揃い 英国会信氏・著 明治5年 和本 古書 /A06。源氏の君は内大臣となり、政界は源氏の君にとって追い風となる情勢であった。【中古】 植物形態学入門 教師のための植物観察 (1975年)。親友の頭中将も、権中納言に昇進し、12歳になる娘を入内（帝の妃となるため後宮―妃たちの御殿―に入ること）させようと大切に育てていた。【中古】 フランス語類語解 (1954年)。二条院で源氏の君の帰りを待ちわびていた紫の上への思いもあり、内大臣という立場も重なって、源氏の君は以前のように軽々しく恋人のもとへ出歩くこともできなくなっていた。中院通純 めくり 墨 「和漢朗詠集 禁中御屏風形」 6点セット 134.7×57.5cm 理楽識箱 和書 古書 軸。その秋に、源氏の君は住吉にお礼参りのため参詣した。m160◆護国女太平記 上中下巻 3冊揃◆写本◆柳沢騒動 実録 徳川将軍 江戸時代 甲斐守 日本史 歴史@和本/古文書/古書。偶然にも明石の君も参詣に来ていたが、源氏の盛大な行列に気後れし、身分の差を感じながら遠くに源氏一行を眺めるだけであった。【中古】 私は魔術師 (1961年) (三一新書)。このことを知った源氏は、歌と慰めの言葉を送った。1920大正九年【祝枝山写杜詩墨跡】和綴じ 中華民国九年八月六版 日本発売元:東京昭和公司 価格40 は。源氏は斎宮への未練を感じつつも、御息所との約束を守り斎宮を自らの養女に迎える。（古本）福沢諭吉全集 全21冊組 福沢諭吉 皮装、函、全巻月報付き 岩波書店 SV0017 1958発行。朱雀院から斎宮を妃にとの要望が来ていたが、源氏は藤壺の助言を得て、斎宮を冷泉帝へ入内させることにした。古文書●明治３１年 軍歌書 １３丁 新潟県南魚沼郡南五十沢村 現在の南魚沼市 240602。
「澪標（みおつくし）」自筆原本の上部には、「心寧累自息」《心寧（やす）ければ累（るい）も自（おのずか）ら息（や）む》という漢文の篆書印が押捺されている。高木彬光長編推理小説全集 全１７冊 高木彬光。言葉の意味は、「心安らかならば煩（わずら）いも自然に消える」である。【中古】 経済原論 下巻 (1952年)。この言葉は、「澪標」の巻の原文には「みつからも、もて離れたまへるすちは、さらにあるましきことと思（おほ）す」とある。★H529和本江戸文政8年（1825）和歌道写本「真古今抜書」1冊/新古今和歌集解釈/古書古文書/手書き/古今伝授。原文の意味は、明石から帰京した源氏の君は政界に復帰したのち、東宮が冷泉天皇に即位する。渋川敬直（渋川六蔵）『英文鑑』（全4冊揃）限定100部 昭和3年 渋川氏蔵版・六合館(発売) 江戸幕府天文方・書物奉行の外国語参考書 蘭学。源氏の君は、冷泉天皇の父として太政天皇に即位する。【中古】 実践福祉社会学 (1966年)。源氏の君は望外の喜びとし、ご自身としてもおよびもつかぬ帝の父としての位に至るなど、あり得べからざることと思うと同時に「心が安らかであれば、それまでの煩悩が消えていた」という意味である。【中古】 5行循環 (1972年) (藤田六朗論考集 第4集 )。篆書印の詩文は、この原文と白楽天の心情を重ね合わせたものと推定される。【中古】 宗教学精要 (1955年)。紫式部が「澪標」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかるし、篆書印を押捺した人も白楽天の漢詩に精通していたことを伺い知ることができる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 古文書。詳細な理由は下記説明欄に記載（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【中古】 新染色学 (1961年)。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」澪標（みおつくし）の巻》
「澪標」の巻は英文で「Channel Buoys」と表記されます。書画真正落款譜。
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。日本品行論。）
「自筆原本」
自筆右下の印２つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。為永春水作 歌川国貞画『厚化粧万年島田』（20冊＝初編〜十編）明治元年蔦屋吉蔵 明治時代和本 合巻 草双紙/絵草紙 彩色木版画 浮世絵 錦絵。
自筆上部の「心寧累自息」《心寧（やす）ければ累（るい）も自（おのずか）ら息（や）む》という漢文の篆書印が押捺されている。円朝全集 全１５冊。言葉の意味は、「心安らかならば煩（わずら）いも自然に消える」である。笠井潔伝奇小説集成 全５冊 笠井潔。この漢詩は白楽天の「文集」の中の有名な一節です。明張介賓類註 類経圖翼11巻 類経附翼4巻 合本10冊 木版画多数 検索 和本 唐本 明版 古代 医学書 医学 古文書。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【中古】 行動科学事典 (1966年)。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。増谷文雄著作集 全１２冊 増谷文雄。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。【中古】 雨雀自伝 (1953年)。
《「源氏物語」澪標（みおつくし）の巻》
原文には「心寧累自息」《心寧（やす）ければ累（るい）も自（おのずか）ら息（や）む》という漢文の篆書印が押捺されている。【中古】 財政学 (1954年)。言葉の意味は、「心安らかならば煩（わずら）いも自然に消える」である。『燕石雑志』 曲亭馬琴 文化8年 5巻 全6冊 随筆。この漢詩は「白楽天の文集」に由来するものです。【中古】 関税の知識 (1963年) (日経文庫)。》
《なをかく》・・・・てはえす(過)くすましきを、思ひた(立)ち給ね。【中古】 日本政党史 上 下巻 (1927年)。
さりともうしろめたきこと(事)は、よも」と、か(書)いたま(給)へり。【中古】 私の見た裸のジャイアンツ (1961年)。
入道、れい(例)のよろこ(喜)ひな(泣)きしてゐ(居)たり。LL-5294 ■送料無料■ 蕙斎麁画四編 全 江戸時代 北尾政美 鍬形蕙斎 木版画 浮世絵 絵画 美術 画集 和書 本 古本 古書 古文書 /くYUら。
かゝるおり(折)は、い(生)けるかひもつく(作)りいてたる、
ことわり(道理)なりとみ(見)ゆ。写本 藤堂高兌『聿脩録』（全二巻揃・五分冊）戦前期成立 藤堂高虎伝 伊勢津藩第十代藩主 三重県郷土史料。こゝにも、
よろつ所せきまて思ひまう(設)けたりけれと、
此御つかひ(使)なくは、やみ(闇)のよ(夜)にてこそく(暮)れ
ぬへかりけれ。【中古】 或る男の首 (1955年) (Hayakawa Pocket Mystery 232)。めのと(乳母)も、この女きみ(君)のあはれに
思ふやうなるをかた(語)らひ人にて、よ(世)のなくさめに
しけり。十三朝紀聞。おさおさをとらぬ人も、るい(類)にふれてむか(迎)へ
とりてあらすれと、こよなくおとろへたる
みや(宮)つか(仕)へ・・・・《なとの》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。中国古代官職 唐管鈔 上中下合本1冊揃 寶暦3年文泉堂初刷 検索 和本 唐本 古文書 法律 古文書。
《「源氏物語」澪標（みおつくし）の巻》
《東宮（皇太子）が冷泉天皇として即位、源氏の君内大臣に昇進》
《予言通り、源氏の君と明石の姫君の間に姫君が誕生》
《明石の姫君の乳母として桐壺院（前桐壺天皇）に仕えた宣旨の娘を乳母に選ぶ》
《未来の后となる明石の姫君の乳母の明石に到着、明石の人々喜ぶ》
《源氏の君、明石の姫君の五十日（いか）のお祝いに使者を遣わす》
《（源氏の君）「海松、いつとても変らず水中の岩陰に隠れているそれと
同じように、寂しい海辺に暮す姫君は、今日の五十(い)日(か)の祝いを、
またあやめの節句を常の日と変りなく迎えるのであろう。出羽國亀田藩6代藩主 岩城隆恭（改名前書:隆光⇒隆恭）『家臣宛て書状』〔紙本肉筆真作〕/大名 古文書 詩文 家臣 神谷軍隊長 松館。
心がそちらへ浮かれて行きそうなくらいです。【中古】 積極的生き方の魔術 (1966年)。
やはりこのままでは》・・・・過されまいから、思いきって上京しなさい。【中古】 心理科学における個人的記録の利用法 (1970年)。
いくらなんでも気づかわれるようなことは、けっしてさせまい」
とお書きになってある。【中古】 われ等の新兵器 (1942年)。
明石入道（明石の姫君の祖父）は例によってうれし泣きをしている。【中古】 物質の哲学的概念 (1958年)。
このようなときは、生きているかいもあったと、べそをかいているのも、
無理からぬことと思われる。【中古】 共産世界とどうつき合うか 新時代の東西関係 (1964年)。
ここ明石のほうでも、万事、所狭いくらいにお祝いの準備を
していたのだったが、このお使者がなかったら、まさに闇夜(やみよ)の
錦(にしき)よろしく、はりあいのない有様でその日も暮れてしまうところだったろう。令義解 十冊揃い。
乳母(めのと)も、この女君（明石の君）がやさしく申し分のないお方であるのを
話し相手として、日々の憂さを慰めているのだった。諸礼大学。
この乳母にさしてひけをとらぬ身分の女房も、縁故をたどって
京から呼び迎えているが、それらはすっかり落ちぶれはてた
宮仕（みやづかえ）・・・・・《人(びと)などで、世を厭(いと)うて巌(いわお)の
中にでも隠れ住みたいと思っていたところ、たまたまここに落ち着いたという
程度の者たちであるが、この乳母（宣旨の姫君）はたいそうおおらかで高い気位を持している。【中古】 地方公営企業論 (1965年)。》
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。【中古】 日本食肉史 (1956年)。
《Channel Buoys （澪標）》
"I am quite consumed with longing.
You must be prepared to leave Akashi.
It cannot be otherwise.
I promise you that you have not the smallest thing
to worry about."
The old man's face was a twisted shell once more,
this time, most properly, with joy.
Very elaborate preparations had been made for the
fiftieth-day ceremonies, but had these envoys not come from
Genji they would have been like brocades worn in the night.
The nurse had found the Akashi lady to her liking,
a pleasant companion in a gloomy world.
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
《航（澪標）》
我今身在京都，神往明石。【中古】 ヨッフェ回想記 (1963年)。此居，令人堪。【中古】 マッテイ 国際石油資本への挑戦者 (1969年) (世界の企業家 7 )。
望早作决心，来此相聚。【中古】 通信工学ハンドブック (1957年)。此万事妥善，一切无。【中古】 経済人の終わり 新全体主義の研究 (1963年)。”
明石道人照例喜而泣。【江戸初期から中期の過去帳】 伊豆大島島司・大嶋亨蔵 歴史文化史料 N0324A。此机，感激太甚，
怪他要哭的。【中古】 映画と民族 (1942年)。他家里也正在祝五十朝，排十分体面。【中古】 アメリカ保守主義の伝統 (1964年) (社会科学ゼミナール 32 )。
没有京中使者看到，便似衣夜行，太可惜了。藤沢南岳・増村度次・武石貞松序 山田寒山篆刻 丸田桜隠著『桜隠七十寿詩』大正5年序刊 漢詩集。
那乳母看明石人切可，就做了的伴，
忘却了一切，在宅内笑度日。【中古】 羨望と感謝 無意識の源泉について (1975年)。
前此明石道人也曾托人物色了几个身不低于乳母的女人来使。【中古】 墓に唾をかけろ (1967年) (コレクション・アモール)。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
左の写真が「源氏物語」澪標の巻の末尾（原本番号36-A）の押印。中原淳一ひまわり附録。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印（竹に雀）
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。ロシア革命史 リチャード・パイプス／西山克典訳。冬姫は内大臣・通誠の養女。【中古】 日本のことわざ 第5 講説 (1961年)。
冬姫は通称。【中古】 蒸気表および線図 (1950年)。正式な名は伊達貞子。【中古】 教育の森 第5 家庭と学校 (1966年)。
上部には、「心寧累自息」《心寧（やす）ければ累（るい）も自（おのずか）ら息（や）む》という漢文の篆書印が押捺されている。w200◆化学入門 全10冊揃◆江戸 慶應3～明治3年 蘭学 洋学 桂川甫策 開成所 一貫堂 幕末 維新@和本/古文書/古書。言葉の意味は、「心安らかならば煩（わずら）いも自然に消える」である。【中古】 コミュニケーションと説得 (1960年)。
篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。【中古】 仏教の根本真理 仏教における根本真理の歴史的諸形態 (1956年)。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【中古】 人格心理学 上 (1968年)。）
（出品した自筆の「断層画像写真」（澪標の巻）MRI 14―13B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」、上は娘の幾千姫（玉映）の落款
「源氏物語」「国宝・囲碁をする今上帝と薫の君」の資料
下記写真は、源氏の君の住吉神社への参詣。西国巡禮歌圖繪 上中下。娘の明石の姫君が将来の帝の后となるべく願いの願ほどきに参詣する
上記絵巻は、源氏の君の住吉参詣。讃州象頭山金比羅霊験記 上下 巻一～五 江戸時代 和本 古典籍。襖絵は俵屋宗達
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。蔵出し【 九星 本暦 方位便覧 萬民活用書 太陽略暦 など 大量 まとめて 】陰陽師 八卦 易学 占い スタンプ 古い 大正 戦前 和本 古書。
「心寧累自息」《心寧（やす）ければ累（るい）も自（おのずか）ら息（や）む》という漢文の篆書印が押捺されている。【中古】 明治前期経済の分析 (1956年)。言葉の意味は、「心安らかならば煩（わずら）いも自然に消える」である。長谷川伸旧蔵書 羽山常太郎編『安房の伝説』大正6年 京房通報社 安房国・千葉県郷土史料 千葉の伝説・昔ばなし。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。江戸名所図会。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。【中古】 日本出版界のあゆみ (1962年)。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【中古】 体系憲法事典 (1968年)。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。【中古】 経営学概論 (1969年) (有斐閣双書)。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。画帖 絵 書道。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 日本商船隊の崩壊 (1949年)。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。【中古】 人間と象徴 下 無意識の世界 (1975年)。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。【中古】 読解指導 読みの基礎能力 (1956年)。撮影後、展示のために再表装をしております。★B57和本明治期書道「鳴鶴日下部先生書帖（王羲之/蘭亭記）」1帖/古書古文書/手書き。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【中古】 悪政・銃声・乱世 風雲四十年の記録 (1961年)。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【中古】 工業用水とその水質管理 (1961年)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。☆E0199和本幕末期写本「滬藩浪士檄文」1冊/富南基迺園という人物が写したもの/古書古文書/手書き。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【中古】 熱力学 (1971年)。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。【中古】 国語音韻史の研究 (1957年)。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。☆3398和本江戸寛延2年（1749）浄瑠璃丸本「待宵侍従優美蔵人源平布引滝」全1冊/並木千柳/三好松洛/古書古文書/木版摺り。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。【中古】 人形に心あり (1956年)。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。【中古】 経済分析の基礎 (1967年)。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。【中古】 民事法研究 第2巻 (1954年)。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。吾嬬路記。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。f20082801〇日本歳時記 全7巻 全１冊合本 貝原益軒 貞享５年 日新堂 画像複数掲載〇和本古書古文書。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。【中古】 出版の面白さむずかしさ (1959年)。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。▼ 【全6冊揃 和刻本 類書集成 1-6巻 汲古書院 1976年】141-02403。母は後水尾天皇皇女女二宮。【中古】 労務管理の日本的特質と変遷 (1962年)。実母は近衛家女房（瑤林院）。1946年 朝鮮古代の文化 検索:日韓併合 総督府 関東軍 咸鏡北道 平安南道 京畿道 平壌 平安北道 慶尚道 黄海道 忠清南道 全羅北道 壁画 京城。幼名は多治丸。【中古】 世界大音楽全集 第1 第67巻 器楽篇 ヴァオリン協奏曲集 (1961年)。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。深奥山方廣萬寿禅寺入寺 開堂拙語 写本 臨済宗方広寺派 江戸時代 静岡県浜松市浜名区 検）禅宗栄西仏教仏陀浄土真宗浄土宗真言宗親鸞NY。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【中古】 生産的労働と国民所得 (1966年)。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。【中古】 雪氷十年 最近雪氷学の概観 (1949年)。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【中古】 仕事の世界 (1951年)。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。廣大圓無礙大悲心陀羅尼会訳5丁 大悲心陀羅尼修行念誦略儀 10丁 民国12年 白紙刷 1冊 唐本 仏書 古文書。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 告発 犯人は別にいる (1960年)。
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