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最安価格 女三の宮（朱雀天皇の皇女）と源氏の君、中秋十五夜の六条院で 和書の詳細情報
女三の宮（朱雀天皇の皇女）と源氏の君、中秋十五夜の六条院で。源氏の君と女三の宮 きよ 前朱雀天皇の皇女,源氏の君の正室 の子。柏木、女三の宮（朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）への恋。関西以東の方☆ 新米６年産 中米もち米混ざり 玄米24㎏ 山形県。 閉じる
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる断層画像写真
閉じる女三の宮の降嫁、復元模型
閉じる左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型
閉じる2千円札の裏面/左が冷泉天皇,右が源氏の君
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自筆「源氏物語」の「鈴虫（すずむし）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。genzi7.JPG。
「鈴虫（すずむし）」の巻は、アメリカでは１個所、国立民族学博物館の貴重書として所蔵されております。。
日本でも「国立民族学博物館所蔵『源氏物語』鈴虫として画像（カラー写真）が出版されており、出品原本と照合することができます。円朝全集 全１５冊。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。笠井潔伝奇小説集成 全５冊 笠井潔。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。明張介賓類註 類経圖翼11巻 類経附翼4巻 合本10冊 木版画多数 検索 和本 唐本 明版 古代 医学書 医学 古文書。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。【中古】 行動科学事典 (1966年)。現在の今上天皇と系譜がつながっている。増谷文雄著作集 全１２冊 増谷文雄。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。【中古】 雨雀自伝 (1953年)。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。【中古】 財政学 (1954年)。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。『燕石雑志』 曲亭馬琴 文化8年 5巻 全6冊 随筆。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。【中古】 関税の知識 (1963年) (日経文庫)。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。【中古】 日本政党史 上 下巻 (1927年)。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。【中古】 私の見た裸のジャイアンツ (1961年)。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。LL-5294 ■送料無料■ 蕙斎麁画四編 全 江戸時代 北尾政美 鍬形蕙斎 木版画 浮世絵 絵画 美術 画集 和書 本 古本 古書 古文書 /くYUら。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。写本 藤堂高兌『聿脩録』（全二巻揃・五分冊）戦前期成立 藤堂高虎伝 伊勢津藩第十代藩主 三重県郷土史料。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【中古】 或る男の首 (1955年) (Hayakawa Pocket Mystery 232)。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。十三朝紀聞。また、各巻ごとの書かれた年については不明。中国古代官職 唐管鈔 上中下合本1冊揃 寶暦3年文泉堂初刷 検索 和本 唐本 古文書 法律 古文書。従って、応永五年とは、書き始めの年である。葛飾北斎『北斎臨画初篇』江戸後期刊 江戸時代和本 彩色木版画譜 題箋及び序は「北渓漫画初篇 全」魚屋北渓。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。出羽國亀田藩6代藩主 岩城隆恭（改名前書:隆光⇒隆恭）『家臣宛て書状』〔紙本肉筆真作〕/大名 古文書 詩文 家臣 神谷軍隊長 松館。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。【中古】 積極的生き方の魔術 (1966年)。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。【中古】 心理科学における個人的記録の利用法 (1970年)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。【中古】 われ等の新兵器 (1942年)。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。【中古】 物質の哲学的概念 (1958年)。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。【中古】 共産世界とどうつき合うか 新時代の東西関係 (1964年)。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。令義解 十冊揃い。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。諸礼大学。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。【中古】 地方公営企業論 (1965年)。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。【中古】 日本食肉史 (1956年)。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。★B20和本江戸安永9年（1780）木版本「古今和歌集」乾坤2冊揃い/古書古文書/木版摺り。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【中古】 技術革新の普及過程 (1966年)。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。【中古】 ヨッフェ回想記 (1963年)。
出品した「源氏物語」は鈴虫（鈴虫）の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。【中古】 マッテイ 国際石油資本への挑戦者 (1969年) (世界の企業家 7 )。「鈴虫」の巻名は、八月十五日の夜、源氏の君と女三の宮（朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）が贈答した和歌「おほかたの下記をぼうしと知りにしをふりすてがたき鈴虫の声」による。【中古】 通信工学ハンドブック (1957年)。夏、蓮の花の盛りの頃に女三のが持つ持仏の開眼供養が行われた。【中古】 経済人の終わり 新全体主義の研究 (1963年)。御帳台を仮の仏堂としては質素なものだった。【江戸初期から中期の過去帳】 伊豆大島島司・大嶋亨蔵 歴史文化史料 N0324A。父・朱雀院（前朱雀天皇）や今上天皇からの心寄せもある。【中古】 映画と民族 (1942年)。八月十五日の夜、源氏の君は女三の宮の御殿（三条宮）を訪れ、鈴虫の音を賞美しながら女三の宮の和歌に唱和し琴も弾いた。【中古】 アメリカ保守主義の伝統 (1964年) (社会科学ゼミナール 32 )。そこへ蛍兵部卿や夕霧が訪れ管弦による演奏の宴になった。藤沢南岳・増村度次・武石貞松序 山田寒山篆刻 丸田桜隠著『桜隠七十寿詩』大正5年序刊 漢詩集。おりから冷泉院（前冷泉天皇）のお召しがあり、一同は参上し詩歌管弦の宴に興じた。【中古】 羨望と感謝 無意識の源泉について (1975年)。冷泉院（前冷泉天皇）は源氏の君の訪問を喜び迎えた。【中古】 墓に唾をかけろ (1967年) (コレクション・アモール)。冷泉院（前冷泉天皇）が私人として源氏の君と親しく対面することこそが退位閑居の目的でもあったからだ。中原淳一ひまわり附録。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の東面（とうめん）に煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷ややかに）の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。ロシア革命史 リチャード・パイプス／西山克典訳。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【中古】 日本のことわざ 第5 講説 (1961年)。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」鈴虫（すずむし）の巻》
「鈴虫」の巻は英文で「The Bell Cricket」と表記されます。【中古】 蒸気表および線図 (1950年)。
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の
東面（とうめん）に煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷ややかに）
という漢詩の落款が押捺。【中古】 教育の森 第5 家庭と学校 (1966年)。鈴虫の原文に引用されている。w200◆化学入門 全10冊揃◆江戸 慶應3～明治3年 蘭学 洋学 桂川甫策 開成所 一貫堂 幕末 維新@和本/古文書/古書。》
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【中古】 コミュニケーションと説得 (1960年)。）
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。【中古】 仏教の根本真理 仏教における根本真理の歴史的諸形態 (1956年)。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の東面（とうめん）に煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷やかに）という漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。【中古】 人格心理学 上 (1968年)。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。【中古】 オリンピックの歴史 (1963年)。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。【中古】 行政行為の公定力の理論 (1960年)。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。w∞6 江戸期 住吉物語 すみよし物語 上・下 全2巻揃い 絵入本 挿絵本 紐綴じ 和本 古書 / E02。
《「源氏物語」鈴虫（すずむし）の巻》
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の東面（とうめん）に
煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷やかに）「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・鈴虫の原文に引用されている。法忍律師歌詠。》
《これかれ上達部なとも》・・・・まいり給へり。【中古】 人生には必ず活路がある (1962年)。むしの音のさためをし給ふ。【中古】 怠惰への挑発 (1966年)。
御ことゝもの聲々かきあはせて、おもしろきほとに、
「月見る宵の、いつとても、物あはれならぬ折はなき中に、
今宵のあらたなる月の色には、げに、なほ、我世のほかまでこそ、
よろつ思ひなかさるれ。修正民法草案 明治発行。故權大納言、何のをりをにも、なきにつけて、
いとゝ偲はるゝこと多く、おほやけ・わたくし、物の折ふしの匂うせたる
心地こそすれ。【中古】 身体的行動 (1953年) (てすぴす叢書 第20 )。花・鳥の、色にも音にも、思ひわきまへ、いふかひある方の、
いと、うるさかりし物を」なとの給ひいでゝ、身つからも、
かきあはせ・・・《給ふ御こと（琴）のねにも、》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。西国巡禮歌圖繪 上中下。
《「源氏物語」鈴虫の巻》
《「鈴虫の巻」国立民族学博物館に1部現存の原本と同じ「鈴虫」の貴重書
《夏、女三の宮（朱雀天皇の皇女）三条院（三条殿）の邸で持仏開眼供養を盛大に開催》
《女三の宮（朱雀天皇の皇女）の持仏開眼供養に今上天皇からの御布施を下賜》
《女三の宮（朱雀天皇の皇女）と源氏の君、中秋十五夜の六条院で合奏の遊宴》
《今夜は、宮中で主上（今上天皇）の御前の月の宴が催されるはずだったのが、おとりやめになって物足りなく思っていたところへ、
六条院に人々が参上していらっしゃると聞き伝えて、あれこれの上達部(かんだちめ)方が》・・・・
参上なさった。蔵出し【 九星 本暦 方位便覧 萬民活用書 太陽略暦 など 大量 まとめて 】陰陽師 八卦 易学 占い スタンプ 古い 大正 戦前 和本 古書。皆で前栽(せんざい)の虫の音の優劣を評定なさる。日本歴史大系 全６冊 井上光貞他。
とりどりのお琴の合奏が行われて興の盛りあがってきた時分に、院（源氏の君）は、
（源氏の君）「月のある夜は、いつといって感慨のもよおされぬ折はないが、
とりわけ今夜の新たな月の色には、いかにもこの世の外のことまであれこれと
思いめぐらさずにはいられぬものです。【中古】 愛の島々 (1958年) (人と自然叢書)。権大納言（柏木）の、なんの折ごとにも、
今はなき人と思うにつけてもいよいよ懐かしく思い出されることが多く、
公事(おおやけごと)でも私事(わたくしごと)でもなんぞのおりふしのはなやぎが
失(う)せてしまったような心地がします。【中古】 日本農村教育 (1943年)。花の色につけ鳥の音(ね)につけ、
情趣をわきまえていて話相手になるという点では、並々ならぬ人だったのに」
などとお話し出しになって、院（源氏の君）は、ご自分の
お弾きになった・・・・《お琴の音にも、感に堪えず袖(そで)をお濡(ぬ)らしになった。【中古】 性の心理学的研究 (1956年) (世界性学全集 第1 性問題研究会編 )。》
備考・女三の宮（朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）は、柏木との子を出産した後、出家を決意するが源氏の君に三条院に仏堂を作ることで源氏の君の近くに住むことになる。【中古】 工芸と社会 (1947年)。女三の宮（朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室）は、御持仏（守本尊）の数々をお造りになってその開眼のご供養をされる。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 古文書。父朱雀院（前朱雀天皇）や今上天皇から盛大な贈物が贈られた。【中古】 監査基準と監査手続 (1973年)。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。古文字詁林 7巻セット 李圃主 中文 古文字詰林 上海教育出版社。
《The Bell Cricket（鈴虫）》
Then had come word that people were gathering at Rokujo.
There were judgments upon the relative merits of the insect songs.
"One is always moved by the full moon,"
said Genji, as instrument after instrument joined the concert,"
but somehow the moon this evening takes me to other worlds.
Now that Kashiwagi is no longer with us I find that everything
reminds me of him. Something of the joy,
the luster, has gone out of these occasions.
When we were talking of the moods of nature, the flowers and the birds,
he was the one who had interesting and sensitive things to say."
The sound of his own koto had brought him to tears.
He knew that the princess, inside her blinds,
would have heard his remarks about Kashiwagi.
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
《鈴虫》
便都来了。聖道得門。于是相与听虫声，定劣，又演奏琴筝。陸奥國盛岡藩分限帳 江戸後期。
逸正之，源氏道：“有月之夜，不何，无不令人感慨。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 開善寺殿泰山正宗大居士 小笠原信濃前司貞宗 高倉族館書写 鎌倉右大将家 書状 古文書。
就中今宵清光皎的月色，尤其使人神往世外，百感交集。【中古】 ドイツ経済の奇蹟 (1954年)。
柏木大言不幸身亡，教人逢会，念不置。【中古】 産業連関分析 (1969年)。
少了此人，似公私万事都失却了光彩。【中古】 戦後の経済成長 (1966年)。
此人最能理解花容之情趣，
真是一个有的伴，可惜……”
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
中央の写真（右から２番目）の写真が「源氏物語」鈴虫の巻の末尾（原本番号16-A）の押印。【中古】 企業と税制改革 (1950年)。
左端の２つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。【中古】 明治前期経済の分析 (1956年)。冬姫は内大臣・通誠の養女。長谷川伸旧蔵書 羽山常太郎編『安房の伝説』大正6年 京房通報社 安房国・千葉県郷土史料 千葉の伝説・昔ばなし。
冬姫は通称。江戸名所図会。正式な名は伊達貞子。【中古】 日本出版界のあゆみ (1962年)。左端の写真は「鈴虫の巻」末尾の拡大写真。【中古】 体系憲法事典 (1968年)。
左上は、「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の東面（とうめん）に煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷ややかに）の印。【中古】 経営学概論 (1969年) (有斐閣双書)。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。【中古】 現代独作文 実用第一歩 (1959年)。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。【中古】 社会的学習と模倣 (1956年)。）
「近衛基熙の肖像」
1番上の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫
2000年に発行された二千円札の裏には、この国宝「源氏物語絵巻・鈴虫」の第一段
の詞書と、第二段の絵が印刷されています。絵本初心柱立。左が冷泉院（前冷泉天皇）右は源氏の君
2番目の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫（拡大）
3番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。興亜研究会編『現地編輯 大陸旅行案内 満洲・北支那・中支那・南支那』昭和15年 大東出版社刊 中国全土の歴史・文化・風俗・名所旧跡を紹介。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
4番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
「源氏物語」「鈴虫の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1段目右の写真は、国立民族学博物館所蔵「源氏物語」のうち「鈴虫の巻」（日本版）の表紙
1段目の左の2枚の写真は「鈴虫の巻」原本の１（上段）、及び原本の２（下段）・国立民族学博物館所蔵
上から2段目の写真は、「淡交」別冊（愛蔵版・№71 『源氏物語』特集）
上から3段目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
（出品した自筆の「断層画像写真」（鈴虫の巻）MRI 38―9B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子（よりこ）と娘・幾千姫（玉映）の落款
「渚宮東面煙波冷」（渚宮（しょきゆう・楚王の宮殿）の東面（とうめん）に煙のように霞んで見える煙波（えんぱ）は冷やかに）の漢詩文の落款が押捺されている。【中古】 生産的労働と国民所得 (1966年)。この意味は、柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。【中古】 雪氷十年 最近雪氷学の概観 (1949年)。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。【中古】 仕事の世界 (1951年)。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために漢詩の「白氏文集」披露したものです。廣大圓無礙大悲心陀羅尼会訳5丁 大悲心陀羅尼修行念誦略儀 10丁 民国12年 白紙刷 1冊 唐本 仏書 古文書。茶会の際に落款に記された由来と内容を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【中古】 学校図書館の管理と運用 (1963年)。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。●極上和本YM3322●女学範 大江玄圃 久川靭負 明和5年 稀書往来物 女訓書 菱屋四郎右衛門板 水戸藩儒・青山家旧蔵書。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【中古】 イタリー語第一歩 (1951年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 現代ソビエト文学の世界 (1968年) (晶文選書)。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。【中古】 音波物性 (1973年) (科学シリーズ・物性 7 )。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。当方、先祖より代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原大膳太夫長時 犬甘 古文書。撮影後、展示のために再表装をしております。【中古】 義務教育の理論 (1968年)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。☆E0096和本江戸期徳川家康伝記写本「三河後風土記」22冊/古書古文書/手書き。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。●極上和本YM3330●新用文章［新板用文障・新板用文章］（寛文板系統、有郭・頭書本4種）稀書往来物。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【中古】 あらびあんないと事典 (1961年)。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。春画 浮世絵 和本 艶本 秘本。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。都のてぶり。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。【中古】 都市の黒人ブルース (1968年)。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 中津 古文書 書状 歴史的逸品。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。【中古】 人間存在の倫理 (1967年) (実存主義叢書 第16 )。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。【中古】 美と力 1964 Tokyo Olympics (1964年)。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。【中古】 憲法 (1954年) (有斐閣全書)。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。長谷川伸旧蔵書 西澤仙湖著 斎藤昌三序 西澤笛畝装丁『仙湖随筆』昭和2年 温故書屋坂本書店刊 煙草論・煙管論 郷土人形論 平賀源内伝など。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。【中古】 回顧六十五年 (1953年)。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。【中古】 簿記教科書 (1956年)。母は後水尾天皇皇女女二宮。【中古】 渓流・清流を探ねて つりと人生 (1955年)。実母は近衛家女房（瑤林院）。古書 江戸時代 貝原篤信 貝原益軒 新編 増補和漢名數 上・下 元禄五年。幼名は多治丸。為永春水作 尾形月耕画『梅暦余興春色辰巳園』（2冊＝第2,3編）明治15年 武田政吉/鶴声社刊 明治時代和本 彩色木版画 浮世絵 錦絵。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。みだれ髪 四版 訂正改版 与謝野晶子 藤島武二画。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【中古】 京の町かどから (1962年)。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。【中古】 判例婚姻予約法解説 (1935年)。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。明治保育文献集 全１０冊 岡田正章監。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。【中古】 新しい社会と新しい経営 (1957年)。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 宗教哲学 (1955年) (現代キリスト教シリーズ 第9 )。
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