宗派によって、天台宗・日蓮宗では上から「妙・法・蓮・華・経」の五字が、浄土宗では上から「南・無・阿弥・陀・仏」の文字が、禅宗では下から「地・水・火・風・空」の漢字五文字が刻まれる場合もあるが、宗派をとわず種子を彫ることも多い。世親「阿毘達磨倶舎論[ SOME PSYCHOLOGICAL ASPECTS OF EARLY BUDDHIST PHILOSOPHY BASED ON ABHIDHARMAKOSA OF VASUBANDHU-ARUNA HALDAR]。【4冊セット】 ◆親鸞の教行信証を読み解く 2-5巻。また、種子や文字のない五輪塔も多く存在する。
宝珠形(空)
半月形(風)
三角形(火)
円形(水)
方形(地)
五大を象徴しているといわれていて、下から地・水・火・風・空と、古代インドにおける宇宙の構成要因を表しているといいます。■希少 非売品 不受不施掃苔録 / 日蓮宗不受不施派研究所 平成13年。■高田本山の法義と歴史 : 如来堂昭和大修理落慶記念 同朋舎 真宗高田派本山専修寺=監修;平松令三=編 ●浄土真宗 親鸞 教行信証 古写経。これらは『大日経』などの経典に現れる密教の思想の影響が強い。それぞれの部位に下から「地(ア [a])、水(バ [va])、火(ラ [ra])、風(カ [ha])、空(キャ [kha])」の梵字による種子(しゅじ)を刻むことが多い。987仏教 全12冊揃 口絵入 ■法華経入疏 支那撰述■妙法蓮華経入疏縁起■ 道威 江戸時代物 木版版本 仏書 和本古書古文書骨董/中国漢籍唐本。本覚思想論 (田村芳朗仏教学論集)。種子は密教の真言(密教的な呪文のようなもの)でもあるので下から読む。